6回飲食企業再生ポイント/現場のチームワークづくりのポイント/上司部下ではなく仲間意識を強く持つ雰囲気作りを

6回飲食企業再生ポイント
「現場のチームワークづくりのポイント/上司部下ではなく仲間意識を強く持つ雰囲気作りを」

飲食店の現場は、言葉で語るよりも体で学べという風潮が強く、精神的にごたくをならべるよりも現場の即戦力になれという暗黙の空気が流れている。
これではアルバイトやスタッフはいやけをさして止めてしまう要因のひとつが、ここにあることを理解しておくことであろう。
いまやアルバイトやパートとは言っても仕事が楽しくなければ止めてしまう、そこでの人間関係も大切な要素のひとつである。
これからの飲食店の本部や現場のスタッフの教育や仕事に対する考え方は、仕事を一生懸命し、かつ楽しむことに視点をおいた教育カリキュラムを構築することである。
また真剣な教育カリキュラムも大事であるものの、そこにゲーム的要素を加味することによってアルバイト、パートスタッフに親近感やチームワークが創出できるようになる。
例えば飲食店の現場には、そこには訪れる顧客の満足度を高めなければ、売上を上げることができない。顧客満足度を上げることは、売上アップに繋がることとアルバイト、パートナーの顧客サービスホスピタリティコンテストを社内でイベント開催すること。
ベストスマイルアピールイベント開催。ともかくスタッフと経営を連動したイベントを開催することである。
店を任せられるスタッフは全てチームであり、全ての評価や報酬はスタッフやアルバイトと共有化するチームワークと家族、グループの一員であることを自覚させることが大切である。

仕事とチームワークの関係を大切に
ついつい仕事は、あまり面白く無いものと思っているアルバイトやスタッフを実に多いことだろう。
しかしせっかく同じ釜の飯を食う仲間だと思えば、人間的なチームワークを重視した人間的関係性を築くことはさほど難しくないはずだ。
特に飲食店は、人が介して始めてビジネスが成立することを配慮すれば、そのサービスをする側のチームワークがよければよいほど顧客満足度を高めることができることは明白であろう。
上司、部下の関係性を重視するのではなく、同じ目的(顧客満足度をあげる)を共有する仲間としてチームワーク作りをすることが仕事への楽しさやモチベーションを上げる一歩に繋がる。
これからの時代の雇用体制は、雇用者と従業員、上司と部下の関係ではなく、ひとつのチームワークの仲間としての関係性を確立できる会社組織にしていくことが大切である。

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