10回飲食企業再生ポイント/「立地と業態の適合性をチェックし直せ」

10回飲食企業再生ポイント/「立地と業態の適合性をチェックし直せ」


不振に陥ってしまった飲食店の調査依頼は年々多くなってきていることである。
何故に年々増加傾向にあるかは、飲食店の開業がこれまで以上(居抜き物件情報が増えていること)飲食店開業がしやすくなったことにあるだろう。
しかし開店後3ヶ月もたたずして不振店や問題店になってしまうケースが多いことはどうしてであろか。
この問題に共通するポイントは、以下に挙げる項目ができていないことがほとんどでありその内容を事例として記しておこう。
1入口看板がなんの店かわからないこと
ショルダーネーム/(業種、業態によって例えば新鮮な魚とお酒の店など飲食店がどのような店かの内容説明がない)
2店名の文字が読めないこと
崩し文字、英文などカタカナ、ひらがな表記がない
3看板と店の位置が認識できないこと/商業ビルの上階に位置しているがどこに店があるのか案内が不明確であること
4業態が明確化されていないこと、何の店かわからないこと
5店に看板メニューがないこと
オリジナリティが不明確であること
6客単価はターゲダット客層と適合していないこと
7サービスレベルが低いこと
8ホスピタリティが欠けていること
9数値管理ができていないこと
10アルバイト、パートを大切にしていないこと/教育もできていないため、基本的サービスができていないなど
ここに挙げたこと(問題点)は、ごく一部であるものの、ともかく飲食店の基本ができていないことに大きな問題があることである。
特に立地と業態の適合性が飲食店の場合には、人気店の成否を分けるポイントであり、飲食店再生を検討する際には、最初にチェックしなければならないところであろう。
勿論現実には1から10以上に問題点はあるが、特に大切なことは業態コンセプトと適合していないということが不振店に陥る大きな要因であろう。

つまり立地と業態が適合しにくい場合には、店の力では集客できないこともあり、根本的に業態コンセプトを見直さなければならないことである。
特にメニュー内容や客単価、誰を対象に店が存在しているのかなど店の贔屓客を多く集客することが不振店から脱却するポイントになるだろう。
そのためには、立地の特性を理解してその周辺に回遊する客層に合わせて業態コンセプトを構築することが客から支持される店になる。
その立地に回遊する生活者はどのようなライフスタイルや食志向があるのかなど顧客マーケティングも大切になるだろうし、まずは問題点と改善点を絞り込むことが再生の一歩に繋るはずである。

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