12回飲食企業再生のポイント/失敗の原因理由を分析し問題抽出改善する力を養うこと(努力無くして再生はない)
12回飲食企業再生のポイント/失敗の原因理由を分析し問題抽出改善する力を養うこと(努力無くして再生はない)
一般的に飲食店に限らずともかく何事も勝てば官軍という諺がある。
つまり「負ければ賊軍 道理にかなわなくても勝った者が正義となり、負けた者には不正の汚名がきせられる意で、勝敗によって正邪善悪が定まるたとえ。 成功者には、その過程に不正があっても不問にされることにも用いる。 国を会社、戦争をビジネスとたとえるなら、勝つということは利益を上げるということ亅。
勿論飲食開業や再生を失敗しても不正な汚名を着せられることはないものの、失敗は敗者への評価であり、再生や開業に失敗すれ「やっぱり!」「ほらみたことか」などと揶揄されるものである。
しかし何事も事業を始めたその結果は自分自身への評価であり、ましてや飲食開業や再生をする場合には、ただ単に目の前の悩みや問題だけに囚われず、次の一手を合わせて検討しておくことが大切になる。
つまりともかく結果として勝ち組になればよいことであるが、失敗すると思って事業を計画する経営者はいないであろう。しかし一度敗北してしまった事業を立て直すことは、並大抵のことではない。失敗した時のことまで考えてはいないだろう。
むしろ飲食店が失敗した理由や原因を抽出するのは続かしく、再起をかける努力や改善を志すのであれば、真剣に事業のあり方を見直すべきでしょう。
何故にうまくいかないのなか、業態企画や事業計画に問題はなかったかなどその内容を具体的に分析することや改善する方法を養うことが重要になる。
ともかく飲食店を再生するということは、まずその不振の問題点を抽出しその内容をどのように改善すれば、活性化の糸口に繋がるかをじっくりと検討することが重要になる。
自分自身でわからないことは、飲食店をよく知っている人(例えばコンサルタントなど)に助言をもらうという方法もあるだろうし、一緒に再生の手法を学び習得していくことも早期の解決方法になる場合もある。
ともかく自分の店の経営がおかしいと気づくのが遅延すればするほど再生できるチャンスや時期を失ってしまう。再生の一歩を踏み出すことが遅くなればなるほどその傷口は大きくなってしまうことを理解しておくことであろう。
努力なくして再生はない