102話【あなたの経験を生かして作り出すコンサルタント商品とは何か】

「コンサルタントとしての知恵袋」

102話【あなたの経験を生かして作り出すコンサルタント商品とは何か】

「竹谷さんはコンサルタント商品をどのように決めたのですか?」

私の場合には、飲食企業の現場から本部業務(人事教育、スーパーバイザー、店舗設計、厨房設計、調理機器開発など)多くの実務経験をしてきた経験を活かして商品を設定したことです。

しかしその中でもこの分野は、競合コンサルタントに負けないという知識や経験を前面に打ち出したことです。

コンサルタント起業の際には、厨房設計という専門性に絞っていたことです。その理由は、その時代の著名なコンサルタント会社で厨房計画の基礎知識やコンサルティング手法を学んだことにあります。

つまり起業の段階のコンサルタント商品は、経験を積み上げるごとに変化させていったことです。

むしろ時代のニーズに対応できるコンサルタント商品に変化していくことでしょうか?

逆にそのほうが、早い時代の需要に送れなく、対応できるということです。
またその逆に専門性が弱まってはコンサルタントの価値が下がっては意味がありません。
そこは注意することでしょうか!

コンサルタント商品は、専門家としての武器を全面的に打ち出す方法と複数のコンサルタント商品を持っていることで営業の幅を広げることができるからです。

まずあなたがコンサルタント商品を決める場合には、企業再生のシンクタンクのスタッフを経験した場合には、コンサルタント商品は企業組織に関わる商品がコンサルタント商品になりますよね!

また飲食企業の商品開発に携わってきたあなたは、商品開発の専門家としてコンサルタント商品を打ち出すことです。

ここで大切なことは、商品開発と業態企画を同時にできるスキルがあれば、もっとコンサルタント商品としては武器に繋がるということです。

その理由は、飲食企業に限らず、商品開発とその箱、サービスは一緒に企画しなければ、新規業態発信ができないからです。

つまりコンサルタント商品は、業態企画と商品開発を合わせて打ち出すことができるようになることです。

ここで大切なことは、「コンサルタントの商品として訴求しやすい商品か?」「どのように販売するのか」という問題も合わせて検討しておくことですね!

基本はあなたのこれまでの経験で他社あるいは他のコンサルタントより強いコンサルティング商品を持っているか否かで、大きくビジネスチャンスは変わっていくということです。

勿論コンサルタント商品を決定したならば、具体的にどのようにコンサルティング指導するのかなどクライアントに対する指導方法や流れを計画しておくことです。

また商品開発という商品であれば、1商品から受注する場合と最低5品以上でなくては受注しないのかなど、あなたのコンサルタント会社としての方針を決定しておくことです。

商品開発の手法からプレゼンまでのプロセスや内容のチヤート図も必要ですし、クライアントに対する商品開発のコンサルタントの商品の売り方、料金表を計画しておくことです。

商品開発のコンサルタント業界の指針としては、1品の商品開発約5万から10万以内、その商品内容と開発する商品によって料金は変わってきます。
その料金に対する成果物は何か、どのようなものかなど事例を提供できるサンプルも必要になります。

あなたのこれまでの経験を活用したコンサルタント商品づくりをする際に注意しておかなければならないことは、あなたのコンサルタント商品の需要のニーズやクライアントは誰であるのかなど事前に調べておくことです。

クライアントは、わがままなもので、これもあれも欲しいという成果物を増加してくることがあります。

その時は、この場合には追加になりますという毅然とした態度が必要です。

基本的には、契約書で決められていないことは、相互相談の上、決定するという項目があるはずです。ここは注意点ですね!

いくら経験をコンサルタント商品につても、その商品の需要や価値がなければ、売れないという事を理解しておきましょう。

コンサルタント商品の販売方法や需要ニーズを検討しておかなければ、起業は向いていないという商品になってしまいます。

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