コロナ禍で勝つ飲食店の6業態発信における重要なポイント

  • 顧客に支持される飲食業態とは何か
    ◎経営視点のポイント/人件費を掛けない業態開発

 

1)焼肉店の増加

一般的な飲食店のビジネスモデルは原価率30%・人件費30%・家賃10%以内のFLR65%~70%と言われていること

特別な日に利用される焼肉店では原価率35%・人件費25%・家賃10%のFLR65%~70%が一般的であること

 

焼肉店の場合、お客様自身で調理(焼き)を行う為、人件費を25%に抑えることができ、その分原価率にコストを乗せることができるためこのように一部のコストを削減し、その他に重点的にコストをかける重点的コスト付加による「低価格高付加価値手法」であること

2)重点的コスト付加を実現する為には原価率・人件費・家賃のどれかをコスト削減する必要があること
コスト削減の一例項目
①ツイてる商品(原価が低く、人気な商品)の定番メニュー化(原価率低減)
②オペレーションの一部をロボットに任せる(人件費率低減)
③オペレーションの一部をお客様に任せる(人件費率低減)
④2等立地の繁盛店の隣に出店する(家賃比率低減)
特に焼肉はこうした企業努力によるコスト削減やビジネスモデルの見直しを行う事で集中的にコストを投下する事を可能にし、商圏内において一番店化を目指すこと

 

3)卓上サーバー付き焼肉店の増加

全席に卓上サーバーを設置し、お客様自身でドリンクを作って頂き、尚且つ焼肉業態と組み 合わせることで徹底した省人化モデルとなっていること

さらに「500円飲み放題」の打ち出しと「セルフドリンク」が話題性を呼び、アイデア自体に高い集客力を持つモデルとなっていること
最近ではホルモンをメインとした業態やジンギスカンをメインとした業態の高収益焼肉店も出てきていること

 

 

【卓上サーバー付き焼肉店の強み】
(1)焼肉店×セルフドリンクによる省人化モデル
(2)500円に飲み放題による集客力
(3)セルフドリンクによる話題性

 

 事例 ①モンテローザ「勝手にサワー白木屋」勝手にサワー500円飲み放題(90分)

  • 焼肉酒場 ホルモン(ほぼ380円焼肉)と卓上レモンサワー「焼肉ホルモンたけ田」(60分)500円
  • 卓上レモンサワーと和牛と本鮪 盛り合わせ三昧3000円
  • ジンギスカン食べ放題 食べ放題 3980円(税別)ハイボールタワー

     その他多数

 

 

4)高単価鉄板業態

高単価鉄板焼業態は黒毛和牛一頭買いをしている焼肉店にとってサーロイン・フィレを適正価格で提供できる利点があること

コロナ禍においても外食需要の変動が少ない「記念日需要」や「富裕層需要」の獲得が好調な要因となっていること

また、独自のリピート施策として「肉オーナー制度」を採用しており、お客様はブロック肉を購入し取り置き(熟成保管)をすることなど、高単価鉄板焼業態ならでは体験価値がリピート率の高さ及び、低原価モデル(2回目来店以降トリミングを行う為)を実現していること

 

【高単価鉄板焼業態の強み】
(1)黒毛和牛一頭買い焼肉店の悩みであるサーロイン・フィレの高級部位を適正価格で提供することが出来ること
(2)外食需要の変動が少ない「記念日需要」「富裕層需要」が主な利用動機の為、繁華街エリア/空中階立地でも好調であること
(3)「肉オーナー制度」により独自体験を提供できリピート率の高い業態となっていること
(4)「肉オーナー制度」により熟成されたブロック肉は提供時にトリミングを行う為、原価率低減に繋がっていること

 

 

 

5)DX(デジタルトランスフォーメーション)中華酒場業態

中華料理店の悩みとして職人依存が挙げられるものの、DX中華酒場業態」では自動中華鍋振りを導入することで料理長への依存が解消され多店舗化することを可能にしていること

その他、自動会計システムやタッチパネルオーダーシステムを導入し、さらなる省人化モデルを実現していること
中華料理店のメニュー構成の中に前菜メニューや炒め物メニューを充実させ居酒屋業態の付加することでドリンクオーダー杯数を伸ばし客単価及び、原価率低減に繋げていること

また、麺カテゴリーは担担麺に特化することでランチ帯でも高い集客力に繋げる事が可能なメニュー構成となっていること

 

【DX中華酒場業態の強み】
(1)徹底したDX化により人件費率20%の高収益モデルであること
原価率25%~35%のモデルが多い、立地は路面店が最適であること
(2)中華料理(専門店の顔)×居酒屋でマーケットサイズを付加できること
(3)麺カテゴリー特化でランチ需要の獲得(包み込みの法則)

 

 

6)小坪高収益立ち食い寿司店

繁華街立地にあるラーメン店などの居抜き物件を活用し、客単価3000円~3500円、坪数8~10坪程度の高回転立ち食い寿司店が増加

小坪業態のラーメンでは難しい単価でも寿司業態なら客単価3000以上を実現することができる大きな強みとなっていること
さらに寿司業態と中食産業の相性がよく、テイクアウト・デリバリーでさらに売上の付加をしていくビジネスモデルとなっており1坪売上が非常に高い業態となっていること

握りの技術が必要な為、キッチン教育又は職人の採用力が企業側に求められることが参入障壁となっていること
出店エリアは繁華街の一等立地が最適であること

商店街の一角や飲み屋街と言われる立地が理想であること

 

【小坪高収益立ち食い寿司店】
(1)小坪でも客単価3000円以上を獲得でき1日8回転以上の高収益寿司業態
(2)寿司業態と中食産業の相性がよく、テイクアウト・デリバリーで売上付加ができる(ニーズ付加)

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